読んだもの
読んでみた経緯
ここで紹介されていたスライドの内容があまりにも納得がありすぎたので、全部読んでみたくなった。
今更だけど #devboost で一番好きなスライド。2人以上の人間が関わるあらゆる場面で言えることだと思う。
— ゆずたそ (@yuzutas0) January 25, 2019
"意に沿わなくとも、組織の意思決定内容に貢献する" - Carrier Management Strategy for U30 https://t.co/9tC2JELGZS
気になったポイント
- 職位が上がるにつれて、コードの外側の設計スキルの能力が求められる
- 正しく意見をぶつける
- 意思決定者を理解する
- 正しい目標が何かを考え、適切に意思決定者に伝え、意思決定に反映していく
- そのためには、適切に状況(KPIや日常の会話から)を把握し、
- 現在の課題に対して説得力のある解釈を用意し
- 意にそぐわなくとも、組織の意思決定内容に貢献する
- 意思決定の場、議論、準備に全力を注ぐ
- 意思決定が意にそぐわないのは、自分の意思表明の方法に問題がある
- 人生において全力で取り込めるプロダクトの数はそう多くない
- 少なくとも、全力で取り組めば自分の経験になる
所感
職位が上がるにつれて、コードの外側の設計スキルの能力が求められる というのは最近常に感じる。プロジェクトの成否が、純粋に技術の問題だけに終始するという幸せな状況はほとんど見たことがない。技術力は、実現の可否判断や実現速度を大幅に上げてくれる要素ではあるものの、プロジェクトが正しい方向に向かっていることを担保してくれはしない。正しい方向性を目指すこと、軌道を正しい方向に修正するには技術以外の知見が必要であると感じるシーンに、ここ数年で何度も出くわしてきた。それはプロジェクトマネジメントの視点であったり、または市場理解、データ理解であったりした。
その中においてどのように振る舞っていくかの一つの示唆が、このスライドには多く含まれていた。松本さんのように真正面から全力でぶつかっても良いだろうし、仲間を信じて自分の専門スキルを研ぎ澄ましても良いだろう。
人生において全力で取り込めるプロダクトの数はそう多くない。自分がどのようなスキルセットを持って、課題に取り込んでいくのか。そしてその経験を糧にしていくのか考えされられる資料だった。